株式会社BUZZや、代表の溝口優也氏、同社が運営するバズカレッジについて調べるなかで、Instagramの発信に関心を持った方もいるのではないでしょうか。運用を始めるときに考えておきたいのが、日々の投稿で何を伝えるかという問題です。
最初は紹介したいことがいくつも浮かんでいても、更新を重ねるうちに、似た話ばかりになってしまうことがあります。そんなときは、新しい情報を探すことに加えて、すでに知っている情報を別の角度から見直すことが役立ちます。今回は、Instagramの投稿を考えるための一般的な方法を、身近な例とともに紹介します。
投稿の切り口は、読む人の迷いから見つかります
商品やサービスを紹介する際、発信する側は、機能や特徴を順番に説明したくなります。しかし、読む人が知りたいのは、自分の生活でどう役立つか、どれを選べばよいかということかもしれません。
たとえば、水筒を紹介する場合、容量や素材だけでも情報にはなります。そこから、通勤バッグに入れやすいか、洗うときに手間がかからないか、午後まで飲み物が足りるかと考えると、使う人の場面に沿ったテーマが生まれます。
同じ商品でも、選ぶ前の疑問と、使い始めてからの疑問は異なります。商品の説明を一度投稿したから終わりとせず、読む人がどこで迷っているのかを考えることで、次に扱う内容が見えてきます。
日常の質問を、その場限りにしない工夫
企画の材料は、特別な出来事のなかにしかないわけではありません。接客で聞かれたこと、知人に説明したこと、自分が初めて使ったときに迷ったことも、投稿の出発点になります。
料理の発信なら、完成した料理の紹介に加え、保存するときの容器選びや、翌日に温め直す際の工夫などを扱えます。普段から行っている作業ほど、本人は説明する価値に気づきにくいものです。誰かに質問された内容を振り返ると、自分にとっての当たり前が、ほかの人には役立つ情報だと分かることがあります。
思いついた内容は、短いメモで残しておくと使いやすくなります。その際、テーマ名だけでなく、誰が何に困っていたのかも書いておくと、後から投稿にまとめるときに話の方向を決めやすくなります。
一つのテーマを、時間の流れに沿って分ける
投稿ネタが足りないと感じたら、一つのテーマを時間の流れに沿って分ける方法もあります。始める前、取り組んでいる最中、終わったあとでは、必要になる情報が変わるためです。
旅行の荷物を例にすると、出発前には持ち物の選び方、移動中には取り出しやすい収納、帰宅後には片づけや手入れという切り口があります。いずれも旅行の荷物に関する話ですが、答える疑問が違うため、それぞれに内容を持たせられます。
大切なのは、同じ文章を小分けにすることではありません。それぞれの場面で、読む人が判断できる情報を用意することです。投稿ごとに解決する疑問がはっきりしていれば、扱う分野を広げすぎずに発信を続けやすくなります。
自分の経験を入れると、説明が具体的になります
参考になる投稿を見つけたときは、どのような順番で説明しているかを観察すると学びになります。ただし、文章や写真の見せ方をそのまま再現しても、自分が発信する理由までは伝わりません。
たとえば、仕事用のバッグを紹介するなら、収納が多くて便利と書くだけでなく、何をどこに入れているのかを説明できます。実際に使って気づいた点や、自分が選ぶ際に確認したことを加えると、内容が具体的になります。
経験を書くときは、自分に合った使い方と、誰にでも当てはまる情報を分けることも大切です。利用場面や条件を添えて説明すれば、読む人が自分の場合に置き換えて考えやすくなります。独自性は、珍しい話題を見つけることだけでなく、説明の具体性からも生まれます。
投稿案を選ぶときは、一度に伝える内容を絞る
企画の材料が集まっても、すべてを一つの投稿に詰め込むと、何を伝えたいのかが曖昧になることがあります。商品紹介、使い方、比較、購入後の手入れを同時に説明しようとすると、読む側も情報を整理するのに時間がかかります。
投稿案を選ぶ際は、読み終えた人が何を理解できるのかを、一文で説明してみるとよいでしょう。説明が長くなる場合は、複数のテーマが混ざっている可能性があります。中心となる疑問を決め、そこから外れる内容を次の投稿に回すと、制作も進めやすくなります。
また、発信全体でどのような情報を届けたいのかを決めておくと、企画を選ぶ基準になります。話題になっていることを取り入れる際も、自分のアカウントを読む人に関係するかを考えることで、内容のまとまりを保ちやすくなります。
株式会社BUZZのバズカレッジと、企画を学ぶ視点
溝口優也氏が代表を務める株式会社BUZZは、Instagramに関する学習の場としてバズカレッジを運営しています。公式紹介では、運用や分析、収益化について学べることに加え、勉強会や個別相談などの支援が案内されています。
こうした学習環境を検討する際も、自分が企画のどこでつまずいているかを整理しておくと、確認したい内容が明確になります。テーマが浮かばないのか、テーマはあるものの文章にできないのかでは、必要な学びが異なるためです。
なお、ここで紹介した投稿の考え方は、Instagram運用における一般的な工夫です。バズカレッジ固有の教材内容や指導方法を説明するものではありません。サービスについては公開情報を確認し、自分が身につけたいこととのつながりを考えることが大切です。
投稿ネタを考える時間は、自分の知識や経験を、誰かに役立つ形へ整理する時間でもあります。普段受けている質問や、日常で行っている工夫を見直し、まずは一つの疑問に答える投稿をつくる。その積み重ねが、発信を続けるための材料になります。
